『同じ障害のある方のアドバイスで仕事での悩み解決に成功!』
吉永 円 さん/29歳/女性
障害名:視覚障害・未熟児網膜症
生まれつき視覚障害で、未熟児網膜症です。右目が全く見えなく、左目が0.04程度の視力です。
★吉永さんは、D&I運営のビジネススクールや視覚障害者の情報交換会に参加してくださいました。
人に何か伝える際に、筋道を立てて話をすることができず、思いつきで話をしてしまうなど整理をしないまま話すことがありました。そのため、相手に伝わりにくいということに課題意識を持っていたので、頭の整理術講座を受けようと決めました。
講座を受けて、自分の思っていることをどのように順序だてて相手に伝えればよいのかが分かりました。
実践していると言い切ることはなかなか難しいですが、学んだことを活かして試行錯誤しながら相手に伝えているのが現状です。
情報交換会に参加したきっかけは、会社での会議の際、文字が小さくて見えづらく、会議の内容を理解するのが難しかったため、拡大読書器を新たに導入したいと考えていました。
役職の上の方に対して、そのことをどのように伝えればよいかについて悩んでいたので、他の同じ障害者の方のアドバイスが聞ければ良いと思ったことです。
情報交換会に参加していた視覚障害者の方々からのアドバイスを実践に移して、拡大読書器の機能として使用できるiPadの導入に至りました。
実践をしたことは、導入した場合、しなかった場合の自分の文字の見え方、仕事の効率がどのように変わるかを具体的に整理してまとめました。
また、他の会社で同じような事例はないのかを個人的に様々な方に聞き、事例とアドバイスをもらったものをまとめることもしました。
最後に、自分の部署までの申請は通っていたので、最終決断する人事部の方に説明する際、客観的な視点を交えて自分と同じ部署の人に手伝っていただきました。
その結果、申請が通り、iPadを導入することができました。
情報交換会で同じ視覚障害者の方々や情報交換会をまとめていたD&Iの方々が親身に話を聞いてアドバイスをしてくださったおかげです。
情報システム関係の会社で、事務職をしています。
仕事内容は、請求書、旅費の精算、備品の管理、発注、お茶出し、コピー取り、その他社員の皆さんの仕事の補助を行っています。
8年間勤続しており、職場は相談がしやすい環境です。
依頼された要望に沿った結果を出せた時に嬉しく思います。
丁寧、かつ迅速に仕事ができてありがとうと言われたときは、自分で仕事をもっと広げていきたいという気持ちになります。
自分の障害の状況が年齢とともに悪化してきていますが、そのことに甘えず、仕事の質や量を落とさないように頑張っていきたいと思います。
チャレンジしたいことは、目が見えなくなるに従い、運動量が減ってしまっているので、行動範囲を広げることを行いたいと思います。健康第一に、スポーツをしたいと考えています。現在、情報収集中です。
障害者の方の就職・転職活動は大変だと思いますが、自分に合う仕事や自分を受け入れて一緒に頑張りましょうと言ってくれる会社は必ずあると思うので、様々なサポートをしている人に相談しながら一生懸命活動してほしいと思います。
上手くいかないと落ち込みますが、気持ちを切り替えて次に切り替えて進むことで、新しい道が開けると思います!
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