採用成功/企業インタビューvol.6(藤沢市役所「JOBチャレふじさわ」) | BABナビ(バブナビ)

インタビュー 採用成功/企業インタビューvol.6(藤沢市役所「JOBチャレふじさわ」)

「JOBチャレふじさわ」とは?
平成27年6月1日から、神奈川県藤沢市の取り組みとして設置しました。雇用・就労に関して企業へ啓発活動を行う経済部産業労働課が運営しています。
目的としては、障害のある方が働き、活躍する場を設け、市役所内での者雇用の取り組みを市内の様々な企業・組織に波及させることで、市全体の雇用促進につなげていくことも視野に入れています。

質問1:なぜ「JOBチャレふじさわ」を始めることになったのでしょうか?

私達自身が障害者雇用の必要性について発信していく必要がある一方、具体的なノウハウや企業側へ詳細なアドバイスができるわけではありません。
こちらが企業に啓発するにも、説得力に欠けているのではないか、という課題が上がっていました。そこで、障害者雇用推進を市全体の重点事業として位置づけ、我々が企業にとってのモデルケースとなれば良いと、「JOBチャレふじさわ」を始めました。

質問2:現在どのような方が勤務されているのですか?

依然として、知的・精神障害の方々の雇用が進んでいない状況の中、私達も積極的に雇い入れる必要があると感じていました。
実際に「JOBチャレふじさわ」においては、短時間勤務の期雇用形態で3名の知的・精神の方々が週5日勤務で在籍しています。

質問3:施策において工夫されている点はありますか?

一つの部門で「就労支援」として取り組むのではなく、庁内全体を巻き込むことを重視しています。
例えば、産業労働課の担当者が様々な課に足を運び、切り出せそうな業務を見つけるために直接担当者に相談し、障害のある方でも可能な業務を募集しました。
現状、いろいろな課から多種多様な業務の依頼が増えており、時には依頼元の課に出向いて仕事をすることもあるので、働いている3名も刺激となって良いという意見を頂いています。

質問4:就労支援施設や特別支援学校との連携もされているようですね

近辺の施設や学校に対して、普段の環境と異なった場所に通い、作業をすることで就労準備性が高まるとの要望があるため、市役所内の施設を定期的に職業訓練の実習先として使っていただけるようにしています。
例えば、市役所から発送する封筒へハンコを押す、文章を封筒に入れる、糊付けをする、などの作業を訓練の一環としてお願いしています。

質問5:最後に、一言メッセージをお願いいたします

就労者だけではなく、企業側への雇用促進が進むよう、まずは市内への情報発信を積極的に行っていきたいと思います。
また、雇用が進んでいない障害や難病の方々が、一人でも多く雇用に結び付くような施策も検討していきたいと思っています。
市内全域の企業や、就労支援施設、学校機関などと連携して雇用促進に取り組んでいきたいと思っていますので、よろしくお願いします!

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