『パソコンの職業訓練が仕事の幅を広げるきっかけになりました』
T.Kさん/男性/60歳
障害:身体障害1級 じん機能障害(透析)
2年前に、糖尿病の合併症で腎不全になりました。
透析を週3回受けていますが、特に不自由することなく日常生活を送っています。
なかなか職に就けない苦しい時にハローワークに相談に行き、パソコンの職業訓練を行っているD&Iを紹介されたのがきっかけです。
もともと物流や車関係の会社で働いていたので、そのような働き方の仕事を探していましたが、障害者になったことに加え、高齢ということもあり就職先が見つかりませんでした。
「パソコンを使うことができたらもっと働く幅が広がるのではないか」と思いパソコンの職業訓練を受けてみようと思いました。
パソコンの操作方法が全くわからなかったので、2ヶ月間の委託訓練の最初はとても辛かったです。
ただ終わった後は、パソコンの知識が身に付き操作も上達して、達成感を感じることができました。
D&Iから私の現状やスキルに合わせた働き方ができる企業を紹介してもらったこと、また、学んだパソコンスキルを活用でき、初歩的なパソコンスキルで担える仕事、働ける環境があったからです。
委託訓練後4ヶ月間程度、D&Iの方が作業手順表を作ってくれ、会社で使用する操作の仕事を教えてもらい、現在では一人で業務に必要な操作ができるようになりました。
建設系の会社で、在宅勤務をしています。仕事内容は、パソコンで紙データをPDFデータに替え、簡素化させる仕事です。
在宅勤務は、人間関係のトラブルがなかったり、自分で時間管理や作業ができるところが働きやすく、魅力に感じています。
やっと働くことができた会社の仕事の一部を担えて働けることが嬉しく、社会にも貢献できるため、働くこと自体を楽しく感じています。
更にパソコンの知識と操作深め、正確に仕事をできるようにしたいと思っています。
委託訓練で学んだワードとエクセルの操作がまだ100%活かせている状態ではないので、復習して一人でできるようにしたいと思っています。
向き不向きもあると思いますが、あきらめずに社会と向き合う姿勢が大切です。
不採用になった分、強くなっていけると思いますので、チャレンジして進んでいきましょう。
現在は、在宅勤務でパソコンを使った業務を行っているTさん。
パソコンの職業訓練を受ける前は、なんと「enter」しか知らなかったそうです。
パソコンができないから事務職という働き方を選択肢に入れないというのではなく、パソコンと身に付けることで事務職という選択肢もできると行動に移したことで、就職をするために向き合った結果、就職につながったのではないかと思います。
自分が働くことで、会社と社会に貢献ができることが嬉しいと語るTさん。
職業訓練で習ったパソコンスキルを今後更に活かして、今よりも効率的にできたり、行える作業が増えたりするのが楽しみですね!(広瀬)
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