『障害の理解が得られず5年間就職活動。6年ぶりの給与がとても嬉しかったです』
K.Sさん/42歳/男性
障害名:身体障害1級 免疫機能障害 上下肢障害
免疫機能障害を発症したのは11年前(2003年頃)です。
健康診断で発覚しました。当時、飲食業で働いていましたが、障害に対して理解がいただけず退職することになりました。
その後、障害についてはお伝えはせずに警備員の契約社員として3年程勤務しました。また、34歳のころに交通事故により、上下肢障害を伴うことになりました。
障害を持ってからハローワークで障害者雇用枠として初めて活動しましたが、就職はうまくいきませんでした。
そのような中、知人からD&Iという会社を教えてもらいました。
D&Iの方から、転職活動の前に職業訓練を受けてみてはという助言をいただき、今後の転職の幅を広げるため、あまり経験のないパソコンを主に行う訓練を受けることにしました。
私は自宅にパソコンを持っていなかったので、職業訓練を受けている最中は必死に勉強しました。
一緒に訓練を受ける仲間たちとも仲良くなり切磋琢磨してパソコンスキル・ビジネスマナーをスムーズに勉強することができました。
その仲間たちは今でも交流があります。
職業訓練後、D&Iから「在宅という働き方がある」と助言をいただき、最初はどんな働き方なのか不安がありましたが説明を受けて応募したことで就職につながりました。
5年間就職することができなかった状況だったのでとても嬉しかったです。家族も喜んでくれました。
つながりを持ったことだと思います。転職活動中は「働きたい」という気持ちで様々なコミュニティに顔を出していました。
その中で知り合った友人にD&Iを紹介してもらい、D&Iから職業訓練や在宅という自分にあった働き方を助言していただいたことで、結果として就職することができたからです。
転職して最初の給料が口座に振り込まれたことです。
ATMで通帳記入したら「お金が入っている!!」と興奮したのを今でも覚えています。5年間収入がなかったので、6年ぶりに振込があったことが本当に嬉しかったです。
教育関係の会社で在宅ワークとして勤務しています。主に仕事内容はパソコンを使った採用関連の入力業務・調査等を行っています。
会社に与えられた仕事だけではなく、自己成長を理念に掲げている会社なので、更にスキルアップをするために個人レッスンのパソコン教室に通っています。
具体的には、タイピングの練習や新たに関数やピボットテーブルなどを学んでいます。
障害者は就職に関して、自分自身や家族に頼ってしまいがちですが、D&Iのような就職支援会社や外につながりをつくることをおすすめします。
私自身、そのつながりから就職ができ、自分に自信が持てるようにもなりました。結果的に、家族の負担を減らすことにもなります。頑張ってください。
免疫機能障害は、「特別な病気で、多くの人は関係がない」「一緒に生活するとうつるかもしれない」など、誤解や偏見がまだまだ払拭されていない障害であると思います。
就業においても障害への理解が得られず、5年間就職に結びつかなかったKさん。
6年ぶりの収入は、さぞかし嬉しかったことでしょう。
現在は、在宅勤務で会社に対して更に出来ることはないかと日々奮闘中。
インタビューの後日、Kさんが私に参考になるのでは、と就職に成功した12人の障害者の方のインタビュー記事が載った本を私に貸してくれました。
作業所から一般就労に挑戦する方、自分の想いと与えられている仕事内容のギャップから抜け出そうと一歩踏み出す方のお話など勉強になりました。
読んだ内容を参考にして、インタビュー活動頑張りますね!ありがとうございます。(広瀬)
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